人生を変えたいなら、まずパンとサヨナラを。これを知ったら絶対にサ・ヨ・ナ・ラできる。
グルテンフリーを始めて、目覚めが良くなった!という記事を紹介した。
(グルテン・フリー生活3日目の朝、明らかな変化が!一体僕の身体で何が起きているのか?!)
その記事では、ジョコビッチが食事内容を変えて以来、気分やエネルギーが高揚している理由の1つに、グルテンがもたらす脳内の霧が消え去ったことがあげられることを紹介した。
今回は、もうひとつの理由をご紹介したい。
それは、血糖値を一日中安定したレベルに保っているということだ。
血糖値を日中安定させることの効果
食べ物が原因となっていた日中の気分の上下が無くなり、やたら食欲が出たり食べ過ぎたり、”糖分中毒”になることがなくなる。
そして、安定した血糖値を保つことにより肉体が脂肪(グルコースが多すぎた時に増える代物)を蓄積しなくなる。
日中の気分のムラは、食べ物に原因があったのですね。
また、よく言われる食後の眠気も、血糖値の急上昇によりインシュリンが大量に分泌されることが原因だと言われています。インシュリンは別名”休息ホルモン”とよばれています。
(血糖値と眠気)
血糖値を急上昇させてしまう食べ物とは?
それを知る基準として、グリセミック指数(GI値)があります。
GIは食品中の炭水化物の吸収されやすさを表す指標です。
GIは同量の炭水化物を含む試験食品(対象となる食品)と基準食品(ブドウ糖)をそれぞれ摂取した際の血糖値(血中グルコース)の増加量の比として測定されます。
(引用元サイト)
コチラの説明のほうがわかりやすいかな。
GIは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。つまり、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までに血液中に入る糖質の量を計ったものです。
(GIについて学ぼう!大塚製薬)
さあ、ここで問題。
「パン」と「スニッカーズ」どちらがGI値高いでしょうか?
流れ的にパンとなりますよね。正解です。
(「ジョコビッチの生まれ変わる食事」P103から引用)
しかも、何とご覧のとおりパンはスニッカーズの1.5倍のGI値
しかもしかも、全”粒”パンでですよ。全”粉”パンだったら「粉」ですから更に吸収速度が早くなるのでGI値高くなります。
ここで驚くべき事実を紹介しよう。「健康的」と売りだされている食品の多くは、世間一般で「不健康」とみなされている食品よりもグリセミック指数が高い。
特に小麦製品は通常の白砂糖よりもはるかに速く血糖値を急上昇させてしまう。
もう、先ずやめるべきは、パンですよ。小麦粉ですよね。
小麦が肉体をむしばむ仕組みーー糖尿病の危険と内臓脂肪の危険
参考までに。
高炭水化物を食べる
↓
胃腸でグルコース(ブドウ糖)に分解される
↓
グルコース(ブドウ糖)は血管内に吸収され(血糖)、肝臓へ運ばれる(このとき血糖値が急上昇する)
↓
すい臓からインスリン(肝臓と筋肉内の細胞を覚醒させるホルモン)が分泌される
↓
インスリンはグルコース(ブドウ糖)を筋肉など全身の細胞に送り込む(このとき血糖値が下がる)
これをやり過ぎると、インスリンに対し鈍感になり、すい臓は多くのインスリンを大量放出するようになる。これが「糖尿病」のはじまりだ。
他方で、インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する力をもっています。したがって、組織で脂肪が蓄積されやすくなります。
しかも、ほとんどは新陳代謝の根拠地となる内蔵かその周辺に蓄積されます。
内臓脂肪と呼ばれるこの物質は、毒物を放出し肉体の様々な部分に炎症を引きおこし、長期的に健康に影響をもたらします。
(「ジョコビッチの生まれ変わる食事」P100.101参照)
パンとサ・ヨ・ナ・ラすると、人生の好転がはじまる。
このように、血糖値の急激な上昇は、身体に直接的に悪影響を及ぼします。
そればかりか、冒頭述べたように、
気分のムラ、過剰な食欲、眠気をもたらします。
パンをやめましょう。小麦をやめましょう。
これらのグリセミック指数が異常に高いのだから。
そうしてインスリンの急上昇を防いだら、次は他の糖分を控えましょう。
これは簡単にできます。
なぜなら、
パンをやめると、その他の糖製品をやめるのも楽になる。からです。
インスリンの急上昇がなくなってますからね。
僕も身を持って体験しました。
筋金入りの甘党が今は糖分は果物と蜂蜜からしかとっていません。
欲しくもありません。本当に。
だから、
糖質制限したいなら、まずはパンをやめることなのだ!!
グルテンも糖分もカットできれば、身体も心も頭も劇的にスッキリします。
前向きなエネルギーで満たされていきます。
あなたが望みうる最高の自分になりたいと願うなら、私が勧めるのはこれしかない。まずは、食べ物を変えることから始めてみてはどうだろう。
(「ジョコビッチの生まれ変わる食事」P85)
コチラの本はオススメです。
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