初めての乗馬練習、師匠から教わったこと。
45歳にして、今年初体験2つめ。
1つ目が9月の九十九里トライアスロン。
2つ目が今日の乗馬練習。
たまたま訪れた秋元牧場が素晴らしすぎて、乗馬やりたくなってしまったんです。
その僕にとっての乗馬練習初日に、師匠から教わったことを公開します。
たぶん、あまり聞いたことがない類の話だと思うので、疑似体験してみてください。
初乗馬練習
今日初めて乗馬の練習をしました。
引き馬で乗ったことは観光地を含め3回ほどあったけど、自分で馬に乗ったのは今日が初めてだ。
生き物に乗るなんて、よく考えてみるとあるかな???
あれ、馬くらいかな。
生き物とふれあうだけでも楽しいのだから、これに乗るというのは楽しいに決っている。
一歩間違えば大事故にもなる。
緊張感を忘れずに乗り続けたいと思う。
息子は一足速く先週から乗馬練習を始めている。
今日も楽しく乗ってたな。子供は理屈よりも、馬の大きさ、高さ、スピードに慣れることが大事なようだ。
備忘までに今日師匠から教わったことをメモしておこう。
師匠から教わったこと
乗馬する場所まで馬を引いていく。
→馬の左側に立つ。手綱を両手で持つ。右手は口のすぐ下で手綱を締めてしっかり握る。
→馬に脚を踏まれないように注意
→馬が途中で止まってしまったら、馬の口を大きく外側に向けてあげてから進むと一緒に進んでくれる
乗馬ポイントまで来たら、馬を止める。
→腹帯をきつく締める
→ここでの動作は全て、左腕を両手綱に通して行う。馬が逃げないように。
→鐙(あぶみ。足をかけるところ)の長さを調節する。だいたい腕の長さと同じにすると良い。
馬に乗る。
→手綱を左手で持ち、ピンと張り、たてがみと一緒につかむ。鞍の左側あたり。
→左足を鐙にかける
→右手で鞍を掴み一気にまたげ、右足も鐙に掛ける
→鐙には浅く足を入れる。奥まで入れない。指の付け根で鐙を感じる程度。これ重要。早足の時に上下に揺れるが、その時のクッションになる。かかとを下に抜かしてあげるイメージ。
馬を歩かせる
→両ふくらはぎに力を入れ、馬の腹を押して合図を送ると歩き出す
→手綱の持ち方は、両手首を立てて持つ(親指がうえで小指が下になる状態)。両手首の間は拳一個あける。手綱は馬銜(はみ。馬の口にくわえさせるもので手綱から馬に合図を送るためのもの)からややピンと張った状態がよい。うまく合図が伝わるように。
→手綱は上に挙げない。馬の背中に下ろしておく。そのほうがバランスを崩しにくい。
→馬が歩くと首を前に出すので、其れに合わせて手綱も前に出してあげる。出さないと止まれの合図にもとられる可能性もあるから。
方向指示
→行きたい方向に馬の顔を向けさせてあげる。手綱をちょこっと引っ張ってあげるだけ。
止まる
→乗り手の上体を起こし(反らし)、手綱を引くと同時に両ふくらはぎに力を入れ馬の腹を軽く締める。そうするとピタッと止まる。止まらせたい場所でピタッと止まらすことができることが重要。
早足
→歩いている状態から、更に両ふくらはぎに力を入れ馬の腹に合図を送ると早足で走り出す。
→歩きは四拍子で4本の脚を使うから揺れない。だが早足は二拍子となり前足と後ろ足の2本づつとなるからどうしても揺れる。乗り手の上体も上下に揺れる。思った以上に揺れる。バランスも崩される。だからこそしっかり両足で揺れを吸収してあげること。その意味で鐙の脚の入れ方が重要となる。指の付け根だ立つんだ。
指示を明確にする
→合図を送ってないのに止まったり、早足になったりすることがある。これを許すと馬は言うことを聞かなくなる。だから、合図無いのに止まったらすぐ歩き出させるし、合図無しに早足をしたらすぐに歩かせる。
→勝手にショートカットしたら、正規のルートの戻させる。辛抱強く規律を守らせる。これを怠ると馬は好き勝手やるし乗り手をナメてくる。記憶力が良いからずっとナメてくる。だからここは厳しくいかないと駄目だ、お互いのために。
→実はこれが今日教わった中で一番重要。
乗馬は楽しい
馬とのふれあい自体が楽しいし、幸せな気分になる。
ましてや、ここに集まる師匠はじめメンバーのみなさんも凄く明るく優しいから、更に楽しい。
馬の他にも、牛、ねこ、バッタ、とんぼ、生き物がいっぱいで緑だらけ。
子供は虫取りに夢中になってる。
午後の暖かい日差しの中で、こんな風景を眺めていると、それだけでたまらなく幸せを感じる。
乗馬も楽しいけど、こういう光景をずっと見ていたいのかもしれない。それほど幸せに満ちた場所です。