災害時の支援活動にドローン導入 山口県下松市
山口県下松市では県産業ドローン協会と協定を結び、災害時の支援活動にドローンを活用することになりました。
空撮による情報収集だけでなく、AED・食料の運搬、スピーカーからの呼びかけ等、これまでヘリコプターにて行っていた災害時の活動を担うことになりました。
また、京都府も一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会と協定を結び、災害時の被害状況調査にドローンを活用することになりました。
徐々にではありますが、確実に自治体もドローンを活用しだしており、数年後の空が賑やかになることは間違いないですね。
災害など勿論起きてほしくはありませんが、もし起こった場合は、ドローンにフルに頑張ってもらいたいですね。
ところで、ドローンが単なるホビーとしてだけではなく、その可能性が認識されだしたわけですが、さまざまなメーカーの矛先をみると、『こんなこともできます!』といった、〝賢さ〟の技術の凌ぎ合いのように感じます。
自律飛行、自動回避、自動追従等、とにかく〝自動〟で飛行することに注目が集まりがちですが、ここらで、現場のニーズを再考した開発を今一度検討しても良いのでは、と思います。
自動、軽量、データ容量等は一通り出そろった感がありますし、実際に現場では何が必要とされているのかを考えるべきだと思います。
災害支援となると長時間飛行の必要性も出てくるでしょうし、悪天候下での飛行も余儀なくされることもあるでしょう。
〝3時間飛行が可能〟〝完全防水〟〝最大積載量30kg〟〝30mからの落下でも壊れない〟等のタフさを売りにするドローンがでてきたら、もっともっと代替のチャンスが増えてくると思います。
自治体から現場主体のハードルの高い要求が出されたら、各メーカーの視点も変わってくるかもしれないですね。
〝現場からの声〟が間違いなく、本当に便利なドローンの開発につながると思います。
Writer:MT
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