ネバタ州でドローン専用空港が開設予定、パイロットのトレーニングを視野に。
アメリカ・ネバダ州に世界初のドローン専用民間空港が開設されようとしています。
連邦航空局に認可されている数少ない無人航空機のテスト場の一つで、エルドラド・ドローンポート社が運営するこの施設が3年内にトレーニング場も併設した飛行場に生まれ変わるそうです。
既にドローンの操縦を教える施設をアメリカ国内で2カ所運営している同社は、トレーニングやメンテナンス、パイロットへのサービス提供などに注力していく予定です。
完成イメージ図をみると、ちゃんと管制塔もあり、いかにも空の施設という感じで、充実した設備が整っている感じですね。
安全が第一に重視される今、改正航空法による規制がしかれる中で、パイロットの知識と認識はこれまで以上に求められるわけです。
『そんなの知らなかった、、、今まではこれでやってきた、、、』
こうならないように、パイロットにきちんとルールを再認識してもらう必要があります。
日本でも昨年12月の改正航空法施行とともに、無人航空機の飛行に関する許可・承認申請がスタートしました。
法令知識は、最底辺のレイヤーだと思います。
そのうえに、気象学、航空理論、安全管理の知識があり、更にその上に操縦技能などがあるように思います。
このような知識・能力(改正航空法で求められているのも詰まるところ、「知識と能力」です。)を体系的・継続的に習得し訓練し維持するシステムが今後は求められるでしょう。
ここで、改めて必要性を感じるのが『教習所の必要性』です。
日本はアメリカほど広大な土地を有しないため、今回のトレーニング場のような広い規模のものを開設していくには障壁が大きいと思います。
しかし、最低限の、いや、それ以上の知識とスキルを習得させる必要が、今後の空の安全を保っていくためには必要なのではないでしょうか。
実は日本には世界的に見ても優れたベテラン・パイロットが多いのですよ。
産業用無人ヘリコプターは20年以上の歴史があり多くのパイロットがいます。
ラジコンの世界も世界レベルです。
是非、そういう方のお力添えを得て飛行場、教習所を整備準備出来たらと思います。
Aerodromeが初のドローン専用民間空港をネバタ州に開設予定
(記事:MT 編集:八角)
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