若い世代の発想がドローンに夢を
秋田県仙北市の西明寺小学校では、今春4月から〝ドローン〟を授業に取り入れることになりました。
活用方法やプログラム作成を学ぶ目的で導入され、ドローンの新たな利用方法を模索するそうです。
既存の産業の殆どが、大人が考え出したものです。
夢より現実や利潤を追求する傾向にあるため、本来あるべき姿がゆがんだ形でリリースされたり利用されたりすることが少なくありません。
例えば、今の自動車はどうでしょう?
日本では最高制限速度が100kmと制限されているにもかかわらず、180km/hのスピードメーターがついた自動車が販売されています。
道路交通法にリンクしない製品をメーカーの販売戦略で生産・販売されているわけです。
ところが、子供たちの発想は違います。
日常生活の中から、「こうだったらいいのに」とか「こんなものがあったらいいのに」と利潤度外視で色々な発想を次から次へと出してきます。
勿論、法やルールを詳しく知らないため、実現不可能な発想も出てくるとは思います。
しかし、大人にはわからない、子供の目線で考えられた発想が社会に役立つことが多いのも事実です。
西明寺小学校では、既にいくつかの利用方法が子供たちからあげられており、教育長も「ドローンは夢や可能性が広がるツールで、知的好奇心や学習意欲の向上につながる。地域活性化を目指す特区制度を生かし、郷土への関心を高めることにもつなげたい」と意気込んでいらっしゃるとのことです。
新しいアイテムが教育現場に導入されることは、もはや奇抜なことではなくなってきました。
最初は〝えっ??〟と思ったパソコンやタブレットの教育機関への導入も、今では普通のことですよね。
したがって、ドローンを教育現場に導入するのも自然の流れなのでしょうね。
いずれにしても、子供たちの純粋な目でドローンをしかるべき利用方法へと導いて欲しいと思います。
記事:M.Takahashi
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