無人航空機に係る許可承認の内容231件公表!内訳分析から今後申請での留意点をまとめてみた(4)。
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許可承認の日別件数
最後に、許可承認の日別件数を分析することで、今後一日あたりどのくらいの許可承認がされていくのか検討し、申請上の留意点を考えてみましょう。
12月10日の件数は、事前受付があったための件数なので、検討対象からは外し、同様に11日も外します。
12月14日以後の一日あたりの許可承認の件数は、14〜15件です。
この辺りが一つの目安になるでしょうか。
12月だけで500件以上の申請があったとの情報もあります。
12月25日までで231件処理が終わっており、残り約250件。
毎日15件処理しても、16日〜17日かかることになります。
国土交通省は、飛行開始予定日の10開庁日前までに申請をしてくださいと言っています。
仮に一日15件の処理スピードだとすると、間に合わなくなりますね。
然しながらその心配は無用です。
10開庁日前までの申請であれば国土交通省はきちっと許可書を発行してくれます。
何故でしょう。
10開庁日前とは、何時の時点が10開庁日前と言っているのか?
ここが重要なポイントです。
この10開庁日前というのは、「申請書を提出した日」ではなく、「申請書を国土交通省の担当官がチェックし、修正等のやり取りを行った結果、申請書類が不備がなく整った日」を意味しているのです。
初めて申請書を提出してから、国交省とのやりとりで10日を要し、そこから10開庁日であれば、一日15件の処理スピードでも、十分処理できるのです。
ですので、我々申請者が留意しなければならないのは、「飛行開始予定日の10開庁日前までに申請したからOK!なんて思ってはいけない」ということです。
下手をすると、飛行開始予定日に飛行ができない!という事態が起こりかねないのです。
ですので、申請には十分な余裕を持って行うことが大切になります。
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