国交省、「資料の一部を省略することが出来る無人航空機(ドローン) 」を公表。え、DJIとヤマハ発動機だけ?何でですか?
国土交通省は、本日「資料の一部を省略することが出来る無人航空機 」(ドローン)を公表しました。
掲載された無人航空機は、DJI社製のマルチコプター10機と、ヤマハ発動機社製のRMAX等農薬散布用のヘリ10機、合計20機です。
これらの無人航空機は、「ホームページ掲載無人航空機」とよばれ、資料の一部を省略することが出来ます。(審査要領参照)。
「資料の一部を省略することが出来る無人航空機 」はこれだ!
省略できる資料
・機体及び操縦装置(付属の純正品)の設計図又は写真(多方面)
・運用限界及び飛行させる方法が記載された取扱説明書の写し
・確認した飛行形態の区分に係る追加装備を記載した資料
申請に必要な書類の案内はこちらをどうぞ。
許可承認を行った内容の公表(89件)との違い
12月13日に公表された、実際に「許可承認を行った内容」の公表と、今回の「資料の一部を省略することが出来る無人航空機」の公表とで、差がでております。
どういう差かというと、
「許可承認を行った内容」の公表で明らかにされた無人航空機のメーカー少なくとも10社以上ありましたが、今回の「資料の一部を省略することが出来る無人航空機」として公表された無人航空機のメーカーは2社という差です。
違いが生じる理由
何故、こういうことが起きるのでしょうか。
私は、前回の「許可承認を行った内容」の公表でホームページに掲載された無人航空機こそが、「ホームページ掲載無人航空機」だと思っておりましたので、だからこそそのような内容の記事をかきました。(「無人航空機(ドローン)実際に許可・承認を行った事例89件を公表!今後の申請が楽に!」参照)。
これは結果的にミスリードになってしまいましたので、履歴付きで修正させて頂きました。
記事をご覧頂いた方には大変申し訳なく思っております。
(もっとも、大半を占めるDJI社がホームページ掲載無人航空機でしたので、影響を受ける方は限られていると思います)
そこで、国土交通省の担当者の方に確認をしてみました。
次のような回答を頂きました。
・各メーカーには、”ホームページ掲載無人航空機”の案内を出しております。
・こちらの希望のあったメーカーに対しては、航空局の担当者が実機のテスト(各基準を満たしているか)を行います。
・この審査に通った機体を今回掲載しています。
メーカーからテストに来てね〜、というお返事がないと始まらないんですね。
早く、多くのメーカーが、機体のテスト受けてくれると助かります!
申請少し楽になりますので。
宜しくお願いします。
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