国交省、「資料の一部を省略することが出来る無人航空機(ドローン) 」を公表。え、DJIとヤマハ発動機だけ?何でですか?

国交省、「資料の一部を省略することが出来る無人航空機(ドローン) 」を公表。え、DJIとヤマハ発動機だけ?何でですか?

国土交通省は、本日「資料の一部を省略することが出来る無人航空機 」(ドローン)を公表しました。

掲載された無人航空機は、DJI社製のマルチコプター10機と、ヤマハ発動機社製のRMAX等農薬散布用のヘリ10機、合計20機です。

これらの無人航空機は、「ホームページ掲載無人航空機」とよばれ、資料の一部を省略することが出来ます。(審査要領参照)。

「資料の一部を省略することが出来る無人航空機 」はこれだ!

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スクリーンショット 2015 12 18 12 52 11「資料の一部を省略することが出来る無人航空機 」参照。

省略できる資料

・機体及び操縦装置(付属の純正品)の設計図又は写真(多方面)

・運用限界及び飛行させる方法が記載された取扱説明書の写し

・確認した飛行形態の区分に係る追加装備を記載した資料

申請に必要な書類の案内はこちらをどうぞ。

許可承認を行った内容の公表(89件)との違い

12月13日に公表された、実際に「許可承認を行った内容」の公表と、今回の「資料の一部を省略することが出来る無人航空機」の公表とで、差がでております。

どういう差かというと、

「許可承認を行った内容」の公表で明らかにされた無人航空機のメーカー少なくとも10社以上ありましたが、今回の「資料の一部を省略することが出来る無人航空機」として公表された無人航空機のメーカーは2社という差です。

違いが生じる理由

何故、こういうことが起きるのでしょうか。

私は、前回の「許可承認を行った内容」の公表でホームページに掲載された無人航空機こそが、「ホームページ掲載無人航空機」だと思っておりましたので、だからこそそのような内容の記事をかきました。(「無人航空機(ドローン)実際に許可・承認を行った事例89件を公表!今後の申請が楽に!」参照)。

これは結果的にミスリードになってしまいましたので、履歴付きで修正させて頂きました。
記事をご覧頂いた方には大変申し訳なく思っております。
(もっとも、大半を占めるDJI社がホームページ掲載無人航空機でしたので、影響を受ける方は限られていると思います)

そこで、国土交通省の担当者の方に確認をしてみました。
次のような回答を頂きました。

・各メーカーには、”ホームページ掲載無人航空機”の案内を出しております。

・こちらの希望のあったメーカーに対しては、航空局の担当者が実機のテスト(各基準を満たしているか)を行います。

・この審査に通った機体を今回掲載しています。

メーカーからテストに来てね〜、というお返事がないと始まらないんですね。

早く、多くのメーカーが、機体のテスト受けてくれると助かります!

申請少し楽になりますので。

宜しくお願いします。

無人航空機(ドローン)の飛行に関する許可・承認申請サービスはこちらです⇩

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