超高齢化時代における地域社会の在り方ー「社会」をつくりなおすー

超高齢化時代における地域社会の在り方ー「社会」をつくりなおすー

8月30日に開催された東京大学市民後見人養成講座。牧野教授による講義の備忘メモです。

「天国と地獄は隣同士。どちらにも御馳走と長い箸が用意されている。地獄の亡者達は自分のことしか考えず自分の口にはいれられない長い箸で食べ物を争って飢える。天国では長い箸で他人に食べさせてもらい自分も食べさせてもらう。」〜海堂尊「北極クレイマー」より

・超高齢化社会では、高齢者の「自立」がキーワードとなる。「自立」とは、「頼り頼られる関係」をつくること。

・団塊世代が65歳以上に突入済み。この世代、猛烈に働いた為、地域社会へのコミットなし。趣味も?。

・この世代の男性を揶揄する表現

「濡れ落ち葉」:床に寝転がりTV等みていて動かない様。箒で掃いてもなかなか剥がれない濡れ落ち葉に例えられた。

「使用済み核燃料」:使い道が無いが捨てる場所がない。

「『俺も』族」:男性はやることが無い。それに引き換えご夫人は地域社会に根を張って活動していて忙しい。ご夫人が外出するときに、ご主人から「どこに行く?」と聞くようになる。これだけでも鬱陶しいが、そのうち「俺も行く」と着いてくるようになる。これを「俺も族」というらしい。

・高齢者はまだまだ全然イケル!
  ★なんと今の75歳は昔の64歳!!

  ★歳をとっても問題解決能力・語彙能力は向上し続ける!!

・だから、どうやって自立するかが問題!
・講義では、岐阜大学・十六銀行産学連携プロジェクト「くるるセミナー」や柏のくるるセミナーの取り組みが紹介されました。牧野教授がサポート。
http://rakuraku.juroku.co.jp/rakuraku.htm
https://sites.google.com/site/dancingoyaji/oyaji-kaisoku

・高齢者が大事にしているものは、5つにまとめられる(アンケート結果)
→健康・趣味・ボランティア・仕事・家族
→これらは「自分という存在を社会におきたい、社会と関わっていたい」という共通点がある

・また、子供との同居に関するアンケート結果も興味深い。すなわち、健康に問題がなく、経済的不安も無く、かつ自立したいと思っている高齢者に対する子供との同居に関するアンケートである。

  同居したい:25%
  歩いて2・3分距離にいたい:25%
  歩いて10分くらいの距離にいたい:25%
  1時間くらいの距離にいたい:25%

つまり、一緒に住まなくとも近くにいたいと願っている。根底に「寂しさ」がある。

・今後人口が増える都道府県は、東京、愛知、滋賀の3都県と言われています。東京は金融で、愛知は航空クラスターで、滋賀はベッドタウンとしてです。それ以外の道府県は全て減少する見込みです。其の中で高齢者がどう「自立」し地域社会と関わって行くか、新しい社会を作り直す活動が必要であり、そのための、「市民的基盤」のひとつが市民後見制度となる。

以上

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